元気で生きる

2006年03月31日

1、今の世の中、不安がいっぱい

 工業時代が終わり、爛熟した物主体の資本主義社会・終末期における断末魔の荒廃現象、人間信頼の喪失、ロウレベルな人間 が操作するハイレベルな科学文明の恐怖、地球環境の破壊、大量殺戮兵器の発達。

2、人間の幸福とは

 幸福は、お金では買えません。勲章も、地位も、財産も、なんにも関係ありません。
 人間の幸福は、①快適な環境で、②明るく楽しく、③元気で生きること、であります。
 これが全部揃っての幸福をホンモノの幸福と申します。これ以外はニセモノです。

快適な環境 地球環境が、夏は暑く、秋爽やかに、冬寒く、春温かく、平穏な移り変わりの有様をいいます。
明るく楽しく 体の隅々まで気が行き届いて、心が平穏な有様です。
元気で生きる 天から享けた根元の気をそのままに保って生きていること。自然のままに、なんの心配もなく、病気をせずに、しっかりとしていて元気です。

3、気と心の差

 心は曲者(くせ者)、ぶれる、揺れ動く、弱い、迷う・・・。気とは、天地根元の気のことをいう。元の気は一つしかない。心の奥に気がある。気と命は直結している。命→気→心の関係。

4、元気とは・・・

 人は、天より命を受けて、地に生まれる。命は天地根元の気より生じたもの。天地根元の気を元気という。人はそれぞれ元気の分体である。

5、元気が衰える、と・・・

 自然(天地自然の摂理)と反対の生き方を続けると、元気が弱くなって病気になる。煙草吸い続けの習慣、酒の呑みすぎ、旨いものの食い過ぎ・・・デルガードの実験。断食のあとのお粥の味は絶品!、菓子パンを食べて七転八倒の苦しみ、牛乳の害。

6、元気が無くなる、と・・・死ぬ!
7、元気で生きる、と・・・

 年をとって、元気で生きることの至福!。河野十全、三浦敬三さんの実感。他人とのつき合い方・・・嫌な奴とは口を利かない。(いつも幸せでいる法)いくつになっても自我に囚われていると、老人ぼけ(アルツハイマー症)になる。

8、病気の治し方・・・自然治癒力

 病気を治すのは、薬や、注射や、手術ではない。病気が治れば元気になる、のではなくて、元気になれば病気は治る!のである。ゆったりと自然と一体になって・・・天地根元の摂理に順応した生活に徹する。するとだんだん元気になって、病気は「めんけん」を繰り返しながら快方に向かい、やがて綺麗に根治する。これを自然治癒力という。
 はっきりと、しっかりと、元気に目覚めれば、人間は病気では死なない。

9、元気に目覚める、には

  天地根元の気と一体になるまで、不退転の気迫で、無心になること、ああじゃないか、こおじゃないか、の「自我」を取っ払って無念無想に徹すること、これ以外にない。
 呼吸法が大切、おれが、おれが、の雑念妄想を、吐いて吐いて吐き出してしまう。体の中に、なあーんにもない状態にまで吐ききっていく。・・・・そおすれば・・・ やがて必ず、体の中の仏様と対面することになる。・・・それが天地根元の「元気」だ。

10、商売繁盛の秘訣・・・福の神になる法

 どこの誰れ彼れの区別無く、いま目の前にいる人を、心の底から喜ばせること。ひたすら、それだけを念じて行じて、生きてごらん。すると、奇跡がおこる!先ず、自分の人相が良くなる。次に、自分をとりまく周囲の人たちの、感謝と善意に包まれて・・・なんの心配もなく、商売は繁盛し、心豊かな毎日となる。福の神になる法は、これしか無い。

 これからはホンモノの時代。ニセモノ事業はどんどん没落し消滅していく。
 天地自然の摂理に順応したホンモノ事業は、どんな悪条件の中でも生々発展していく。

kaicho_01.jpg牧友会名誉会長
牧内 操




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